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7月のお便り
2017/07/01
こんにちは
ジメジメとした陽気が続いていますね。
1年で最も陽の気が高まる頃となりました。中国では「冬病夏治とうびょうかじ」と言ってこの頃から冬の病気の治療を始めていきます。冷えやリウマチなどの痛み、喘息など冬に悪化する病気は陽気不足が原因で起こることが多く、陽気が充実する夏の方が治療しやすいと考えられているからです。
クーラーなどで快適に過ごすのもよしですが、本来暑いはずの夏場に、冷たいものやクーラーなどで不自然に身体を冷やしすぎないようにしましょう
今月は「活性酸素」についてのお話です。
どこかで耳にしたことがあるかなと思います。私たちが生命を維持するためには多くのエネルギーを必要とします。エネルギーは、細胞で酸素が燃焼することによって作られます。しかし、その副産物として発生するのが「活性酸素」です。これは、体内に侵入してきた病原菌やウイルスを殺す白血球やマクロファーに欠かせないものであり、体内に必要なホルモンを合成する際にも重要な役割を果たしています。通常、それらの役目を終えた活性酸素は無害化されます。しかし、活性酸素が局所的に過剰に発生してしまった場合、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです
毒性を発揮し、腸をはじめ体のあらゆる器官をサビさせ、老化やガンなどの生活習慣病を引き起こす原因となるのです。
発生する原因としては・・・
呼吸で取り入れた酸素の2~3%は活性酸素になるといわれています。それ以外にも、喫煙、食品添加物、化学薬品、紫外線、排ガス
、ストレスなど、生体にとっての異物や自然界に存在しなかった化学物質も活性酸素の原因となります。
身近に考えられるのは・・・
喫煙はビタミンCなどの酸化から守ってくれる抗酸化物質を破壊してしまうので活性酸素を増やします。
紫外線は肌にあたると、その刺激によって皮膚組織に大量に活性酸素が発生しシミ、シワの原因になります。
ストレスはストレスを受けることで一時的に血流の流れが悪くなり、これがもとに戻るときに活性酸素が発生します。
日常の様々な局面で活性酸素が発生していることがわかるかと思います。
過剰発生を防ぐためにも抗酸化食品を摂取することを心がけていきましょう特徴的には色の濃い植物性食品
に多く含まれています。
ポリフェノール:ぶどう、アントシアニン:ブルーベリー、
カテキン:緑茶、セサミノール:ゴマ、
リコペン:トマト、などがあります。
抗酸化成分を多く含む食品を知り、毎日の食事の中にできるだけ多くの種類を取ることが抗酸化生活のポイントになるかと思います
では、また来月お会いしましょう(^^)/
今月の定休日
2日(日),6日(木),13日(木)
14日(金),19日(水), 27日(木)
28日(金),
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
お休みでも予約は受け付けておりますので気軽にお問い合わせください。